新幹線工事で横浜線修正 昭和38年小机・菊名間
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こんばんは。北海道の増田です。 今年は旧狩勝線(根室本線旧線)の新内(にいない)駅跡地に 保存してある 20系客車3両(ナハネ20、ナロネ21、ナロネ22)の塗装しなおしを行い、 根室本線の旧狩勝信号所の調査をしていました。 何か関連する記事が古い鉄道雑誌に無いかと一冊づつ見ていたところ、 こんな記事を発見しました。 私はこのような路線改良があった事実は知りませんでした。 よく考えてみれば真新しいコンクリートがあった気がして、 言われてみれば、そうかなという感じです。 せっかくなので送付しますね。 記事は鉄道ピクトリアル1963年7月号です。 |
そこで「JR横浜線の昔」@は調査に出撃! ・ 左の写真の撮影位置より数メートル左側にて 撮影したものと思われます。 |
菊名駅下車 新横浜方面へ歩いて表谷踏切へ到着
表谷踏切より新横浜方面を望むと 途中から下り勾配になっているのがわかる。 |
表谷踏切を通過すると下り勾配になる(下り列車) ←左:新横浜方面 右:菊名方面→ 対側の道路と較べると人工的に 削られたのがわかる。 |
上り列車はここまで上り勾配に |
下り列車はここから下り勾配に |
遠くに表谷誇線道路橋 立体化工事のため誇線橋が 造られたことが想像できる。 |
上り勾配の途中 |
表谷誇線道路橋を潜って新横浜に入線 |
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昭和37年頃は表谷誇線橋は存在せず 踏切だった。 |
旧線はこの誇線橋付近を境に 下り勾配になって 新横浜付近を通過していました。
<武藤謙二様からの配線勾配図より> |
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製造年月の記載が見つかりませんでした。 |
表谷誇線橋から下り電車を撮影。 右側の土手の最高地点が 旧線路の高さと思われます。 |
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表谷踏切(5k391m))を通過する各駅停車八王子行き(5k290M〜5k565Mまで平坦)
旧線では菊名直前(4K576M)から5K300Mまで平坦。
表谷誇線道路橋(5K840M)の下を通過する各駅停車八王子行き 午後からの出撃でしたので逆光でした。
■撮影 2006.09.10 AM7:21 19.0‰の斜度を駆け下りる。(5K565M〜5K842Mまで)
旧線では5K300Mから5K843Mまで.5‰の上り勾配
■撮影 2006.09.10 AM7:30 表谷誇線道路橋(5K840M)を越えると平坦になる。(5k842M〜6k674Mまで)
旧線では5K843Mから6K520Mまで10‰の下り勾配となる。
■撮影 2006.09.10 AM7:57
まとめ
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※勾配等は武藤謙二様からの配線図を参考にしました。 |
■撮影 2006.09.02(撮影日記載分を除く)
横浜線はがんばります。
横 浜 線 .
YOKOHAMA−LINE