隠れハマ線ファン様ご投稿    平成14年4月27日受付

●クモハ73

旧63型オリジナルの顔をもつ3段窓のタイプから、全金属更新車まで横浜線の主力として活躍しました。

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@クモハ73267

・73系といえばこの顔ですね。DT13型台車、木製床・三段窓(一部はユニットサッシ化)。

  このタイプは昭和53年(1978)に全廃されました。

Aクモハ73375

上記のタイプで、全面窓二枚がHゴムとなっているタイプ。

Bクモハ73293

全金属車。モハ72型を昭和38年から車体更新し、クモハ73としたタイプ。  これは箱サボタイプのもの。

Cクモハ73095

上記の系列で方向幕タイプのもの。

Dクモハ73624

昭41年からモハ72に運転台を取り付けたタイプのもの。(昭和28年製以降のものが種車。DT17・20の台車を履いている)この73624は常磐線無線の後が残っていました。

●クハ79

オリジナル3段窓から美しい920番代までバリエーション豊富でした。

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Eクハ79114

まさに63型の生き残り。ドアの一部がHゴム化された以外はほとんどオリジナルのままでした。

(横浜線では昭和49年に全廃)

Fクハ79386

昭和28年以降新製されたクハで、リズム感のあるTR48型台車を履いている。これは二次型で、運転台窓が傾斜しているタイプ。

(横浜線からは昭和50年に消えた)

Gクハ79472

上記のタイプで前照灯が埋め込みタイプのもの。室内の床が木から鉄製?に変わっている。

このタイプは昭和54年のサヨナラ運転時まで残っていましたね。

Hクハ79946

言わずと知れた昭和31年製の最終金属新製車(運転台の扉のみなぜか木製)。

横浜線では昭和 49年に消えています。

Iおまけです。

 

1979.6.30  クハ79426ほか

相原にて

*この他にモハ72⇒クモハ73へ昭和43年改造の73−500番代とかいましたが基本的にはCと同じです。

細かいところを見れば違いはたくさんありますが、だいたいこのようなものでしょうか。

最後に横浜線から本当に旧型72・73型が消えた日をご紹介します。

昭和54年9月30日に最後を迎えたわけですが、その後も東神奈川の片隅に旧型車の姿がありました。

この車両たちは翌年の昭和55年9月24日に廃車の為、大船まで自力で回送されています

■最後の廃車回送編成:クモハ73518  73505+サハ78177+サハ78500+サハ78178+クモハ73520+クモハ73031+クモハ73518 大船

横浜線はがんばります。


 

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PART4