今回の主役はクハ103-713。
近畿車輛が製造して1977(昭和52)年10月20日蒲田電車区に配置され京浜東北線にて活躍しました。
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横浜線に初めて先頭車として103系高運が登場したのは、忘れもしない昭和54年6月11日の事でした。
今回の主役のクハ103-713だったのです。
その時の運用は03(51編成) クハ103-713・モハ103-113・モハ102-192・サハ103-138・モハ103-48・モハ102-48・クハ103-574
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クハ103-713 | モハ103-113 | モハ102-192 | サハ103-138 | モハ103-48 | モハ102-48 | クハ103-574 |
画像なし 当サイトの中に画像が、あるかもしれませんが、 特定できていません。 |
■撮影 横浜線で活躍中のクハ103-713
(注:昭和52年11月6日 サハ代用として高運のクハ103-718が組み込まれたことはありました)
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いつしか日時は不明ですが京葉線に移動。
ケヨ302編成の蘇我方に組み込まれました。
■京葉線で活躍中のクハ103-713
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■MJ様ご投稿
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しかし残念なことに2005年11月京葉線の運用からも外れ、
大宮総合車両センターへ廃車回送となったのです。
何故かクハ103-713だけは解体されず
2006年5月の大宮総合車両センターにて一般公開されました。
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■撮影 2006年5月27日 大宮総合車両センター 快速 橋本様ご投稿
その後、車体は2つに切断され、運転台側8m程度を残し、後位側は解体されたのでした。
解体されなかった運転台側は2007年10月14日鉄道博物館にて車掌体験車として保存されたのでした。
<<感動の30年後の再会>>
2007(平成19)年11月15日 晴れ
大宮でニューシャトルに乗り1つ目の「鉄道博物館駅」で下車し改札目の前が鉄道博物館ですが・・・
凄い長~い行列が・・・・・・。最後部は・・・?(唖然)
いつ入館できるのだろうか??
ゆっくり進んで、やっと入館券販売機に案内され「PASMO」でGO!
ゲートを過ぎて 「1Fラボラトリー展示コーナー」へ
駅構内ラボの一角に彼はいました。
プラットホームに停車した103系電車が!
ご対面で~す。
思わず目頭が熱くなり・・・(オーバーだっちゅーの!)。
しかし台車が、なかったのは残念です。
■ 2007(平成19)年11月15日 鉄道博物館にて
休日は、車掌の戸閉め体験をすることができるそうですが、本日は平日。(号泣)
んん~ なんで?平日は出来ないの??わざわざ、横浜から来たのに!! (ーー;)
でも、客室には、入ることは可能でした。
座って一休み。
またまた懐かしさに、うるうる。
後ろ髪引かれる思いで、103系を後にしました。
2007年10月14日 横浜線に初めて先頭車として走行した103系高運クハ103-713が鉄道博物館に静態保存された。
終
制作 ・ 著作
「JR横浜線の昔」
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